〇概要
Site24x7とGoogle カレンダーを連携して、Site24x7のアラートをGoogle カレンダーのイベントとして表示する方法を紹介します。
本連携によりカレンダー形式でSite24x7アラートを管理することができます。
〇設定方法
Zapierはトリガーとアクションを各アプリケーションで設定し、それらを連携させるサービスです。
本連携ではトリガーとアクションを次のように設定します
トリガー
:Site24x7アラートの発生
アクション
:Google カレンダーのイベントに追加
連携手順は次のとおりです。
Site24x7上の設定は次のとおりです。
1. Site24x7にログインします。
2. [管理] → [3rdパーティ連携] → [3rdパーティ連携の追加]の順にクリックします。
3. Zapier欄の[今すぐ連携]をクリックします。
4. 次のアイコンをクリックします。
上記手順により、Zapier画面に移動します。
1. (Ⅰ. Site24x7上の設定の手順4により)移動した画面で[Connect to +3000 Apps]をクリックします。
2. Trigger Event欄で[New Alert]を選択します。
3. Choose account欄で[+ Connect an account]をクリックします。
4. 表示された画面で次の項目を入力します。
API Key
:Site24x7で、[管理] → [開発者] → [デバイスキー] → [デバイスキーの表示]の順にクリックして表示されたキーをペースト
Domain
:Site24x7で利用しているドメインを入力
5. Test trigger欄で[Skip test]をクリックします。
上記手順によりSite24x7のアラートがトリガーに設定されます。
1. 作成したトリガーの下部にある[+]をクリックします。
2. 検索欄で「Google Calendar」と検索し、同アプリを選択します。
3. Choose account欄で[+ Connect a new account]を選択し、Googleアカウント情報を入力します。
4. Action Event欄で[Quick Add Event]を選択します。
5. Describe Event欄でカレンダーイベントに表示したい情報をリストより選択します。
6. Test action欄で[Test & Continue]をクリックします。
テスト実施後、メッセージ「Test was successful」が表示されたらアクションの作成が完了します。
1. Zapierアカウントのホーム画面で、作成したアクションとトリガーのステータスをONに変更します。
2. テストアラートによるイベントがGoogle カレンダー上に表示されていることを確認します。
上記手順により、Site24x7アラートがGoogle カレンダーのイベントとして表示されるようになります。
〇メリット
・障害の発生傾向を把握
カレンダー形式でアラートを管理することで、「サービスに負荷がかかりやすい時間帯はいつか」が明確になります。
障害発生の傾向を把握することで、今後の障害発生防止策の検討に役立てられます。
次のカレンダーでは、毎日夕方頃に障害が発生する傾向にあることがわかります。
・Google カレンダー上でコミュニケーションが完結
次の画像の赤枠のとおり、イベントの説明欄を利用することで、
メールやチャットを利用することなく、Google カレンダー上で対応状況の把握が行えます。