Site24x7 Webトランザクション(リアルブラウザー)監視からのトラフィックを除外する方法は2つあります。
1. Googleアナリティクス上で、Site24x7のブラウザーバージョンのフィルターを作成する方法
Googleアナリティクスコンソールでフィルターを設定し、そのコンソール上の表示からSite24x7からのアクセスを除外します。この方法がWebページ追跡サービスからトラフィックを除外するのに最も適した方法の1つです。Webトランザクション(リアルブラウザー)監視では、記録したトランザクションをFirefoxブラウザーのバージョンで再生しており、それには一意なバージョンの[dot]247が用いられています。そのため、Googleアナリティクスコンソールで、正確なWebサイト訪問者の追跡のために、このバージョン.247を除外します。
Googleアナリティクスコンソール上で次の手順にしたがって設定してください。
・フィルター名:Robot Traffic Site24x7
・フィルタータイプ:カスタムフィルター および 除外の選択
・フィルター欄:ブラウザーバージョン
・フィルターパターン:.s247$
Webトランザクション(リアルブラウザー)監視設定フォームでユーザーエージェント(ブラウザーとバージョン)を設定している場合、 Site24x7からのロボットトラフィック除外のために、正確なフィルターパターンを入力する必要があります。
詳細情報を入力したら、保存してSite24x7で監視している全てのアナリティクスビューにそれを適用させます。次のスクリーンショットを参照してください。
2. Site24x7 Webクライアントでドメインをブロックする方法
2つ目の方法として、ブロックドメイン機能を用いてWebページやWebアプリケーション自体の要求をSite24x7上でブロックする方法があります。ブロックドメイン機能は、Site24x7が監視中に無視または実行しないドメイン名を複数設定することができます。この機能は監視レベルまたはアカウントレベルで設定することが可能です。
・ログイン後、[Web] → [Webトランザクション(リアルブラウザー)]の順にアクセスします。
・Webトランザクション(リアルブラウザー)監視を選択後、ハンバーガーアイコンより[編集]をクリックします。
・編集画面で、ブロックドメインをクリックします。ダイアログボックスに、監視レベルまたはアカウントレベルでURLを指定します。
また、複数ドメインを入力可能です。アカウントレベルのブロックリストにドメイン名google-analytics.com を入力してください。
・保存をクリックした後、監視設定を保存します。
監視レベルでのブロックドメインを設定した場合、その特定の監視からのトラフィックが除外されます。一方でアカウントレベルでドメインを指定すると、自身のSite24x7アカウントの全ての監視で除外されます。