通知プロファイル利用ケース

通知プロファイル利用ケース

通知プロファイルではダウンタイムが発生したときに通知をおこなうタイミングや宛先を設定できます。ユーザーの必要に応じて、通知に通知を行うためのしきい値を設定することも可能です。
通知プロファイルでは主に次の機能があります:

  1. アラート設定
  2. 通知の遅延
  3. 継続アラート
  4. エスカレーション設定

〇アラート設定
アラート設定により、ステータスや業務時間に応じた通知条件を指定できます。

例:

ステータス

アラート期間

通知メディア

クリティカル、トラブル、アップ

9時 - 17

Email, SMS

ダウン

全ての時間

Email, SMS, 音声、プッシュ通知


上記設定により、ダウンアラートについては全時間帯ですべての通知メディア経由でアラートを通知します。
その他ステータスへの変更通知はメールおよびSMSで9-17時の時間帯にのみ送信されます。


〇通知の遅延
通知の遅延では障害検知から通知を行うまでのタイミングを設定できます。

例:

ステータス

通知の遅延

アラート期間

ダウン

即時通知

9時 - 17時

トラブル

2回連続エラーで通知

9時 - 17時以外


上記設定の場合、ダウンとクリティカルアラートは9時から17時の間で、障害検知後にすぐに通知が行われます。
トラブルアラートは17:01から8:59の間でのみ、2回連続エラーで通知が行われます。



ユーザーごとに設定した通知メディア([管理]→[ユーザーとアラートの管理]→[ユーザー&アラート]→[ユーザー名]→[アラート設定])で、通知が行われます。


〇継続アラート
継続アラートでは、優先度が高い監視に対して、継続してアラートを通知する設定を行えます。

例:

毎回通知

通知メディア

5エラー

Email

10エラー

音声, SMS


上記設定により、5回ごとの検知でメール、10回ごとの検知で音声およびSMSで通知を行います。
両方5の倍数で設定されているため、10回目のエラーではメール、音声、SMSで通知が行われます。



〇エスカレーション設定
障害検知後、指定した時間(分単位)後に、再度エスカレーションアラートを通知します。

例:

後のエスカレーション

ユーザーアラートグループ

通知メディア

20分

管理者グループ

音声

10分

アラートグループ

SMS


上記設定により、障害検知の10分後にアラートグループに対してSMSでエスカレーションアラートを通知します。
障害検知の20分後に管理者グループに対して、音声でエスカレーションアラートを通知します。

特定の時間帯でアラートを通知しないように設定したい場合は、オンコールスケジュールをご利用ください。