Site24x7の監視グループには次の4つのステータスがあります:
アップ(UP)、ダウン(DOWN)、クリティカル(CRITICAL)、トラブル(TROUBLE)
しかし、監視グループのステータスは、ユーザーにより設定された現在のしきい値(監視値)に基づいて決定されます。このロジックを説明するためのユースケースを紹介します。
ユースケース:
監視グループAを設定していて、その中に10個監視を設定しているとします。しきい値を5に設定しているとします。通常のポーリングで次のようなケースを考えます。
ケース 1:
監視グループの5以上の監視がダウン(DOWN)の場合、監視グループのステータスもダウン(DOWN)になります。
ケース 2:
トラブル + ダウン(TROUBLE + DOWN)の監視の数が5以上の場合、監視グループのステータスはトラブル(TROUBLE)になります。
ケース 3:
ダウン(DOWN)/トラブル(TROUBLE)/クリティカル(CRITICAL)またはダウン + クリティカル + トラブル(DOWN + CRITICAL + TROUBLE)の監視の数が5より小さい場合、監視グループのステータスはアップ(UP)です。
監視グループのステータスを決定するためのロジックは次の表のようになります:
監視グループのステータスのロジック
| 監視グループの可用性ステータス
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ダウン(DOWN)監視の数 ≥ ユーザー設定のしきい値 | ダウン(DOWN)
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クリティカル(CRITICAL)監視の数 ≥ ユーザー設定のしきい値 | クリティカル(CRITICAL)
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クリティカル + ダウン(CRITICAL + DOWN) 監視の数 ≥ ユーザー設定のしきい値 | クリティカル(CRITICAL)
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トラブル(TROUBLE) 監視の数 ≥ ユーザー設定のしきい値 | トラブル(TROUBLE)
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トラブル + ダウン(TROUBLE + DOWN) 監視の数 ≥ ユーザー設定のしきい値 | トラブル(TROUBLE)
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クリティカル + トラブル(CRITICAL + TROUBLE) の監視の数 ≥ ユーザー設定のしきい値
| トラブル(TROUBLE)
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トラブル + クリティカル + ダウン(TROUBLE + CRITICAL + DOWN) 監視の数 ≥ ユーザー設定のしきい値 | トラブル(TROUBLE)
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メモ: トラブル、クリティカル、ダウン以外のステータス(メンテナンス、設定エラー、サスペンド状態)はすべてアップとして扱われます。