ロケーションのエージェントの可用性をつねに保証している仕組み

ロケーションのエージェントの可用性をつねに保証している仕組み

Site24x7では、すべての監視ロケーションでの可用性を確保するため選択したロケーションでの再チェックのロジック(preferred location recheck logic)があります。このロジックは、[管理]-[設定プロファイル]-[ロケーションのプロファイル]で "選択したロケーションのみに監視を制限する(Restrict monitoring within selected locations)"を無効にしているときのみ利用可能です。監視ロケーション毎に代替のロケーションがマッピングされます。プライマリーロケーションがダウンしているとき、Site24x7はマッピングされた代替のロケーションの可用性を自動的に確認します。プライマリーと代替ロケーションの両方がダウンしているとき、Site24x7はグローバルアカウントレベルでユーザーにより設定された監視ロケーションのプールから利用可能なロケーションを確認します。これにより、全世界でのランダムなロケーションからの不要な再チェックをする必要がなくなります。

例:

"example.com"をロンドン(プライマリーロケーション)から監視するというシナリオを考えます。監視ロケーションであるロンドンの監視ロケーションが失敗するとき、選択した代替の監視ロケーションで確認するロジックがすぐに実行されます。代替の監視ロケーションは地域的に近いと良さそうです(この場合の例:スコットランドのエディンバラ)。いくつかの理由により、代替ロケーションも失敗する場合、Site24x7はロケーションプロファイルで設定されている監視ロケーションのプールから利用可能なロケーションで自動的に確認を行います。

例外:
  1. ロケーションプロファイルで1つのロケーションを設定したシナリオでは、代替として同じ国のロケーションがある場合それを代替ロケーションとして使用します。
  2. ロケーションとしてカリフォルニアは選択したロケーションチェックのロジックからは除外されます。

メモ:
  1. 選択したロケーションチェックのロジックを有効にするには、グローバルロケーションプロファイルリストにあるこれらの監視ロケーションについてホワイトリストに登録しておく必要があります。
  2. IPv6ベースのロケーションにおいても同様の選択したロケーションチェックロジックが利用されます。