Site24x7からの誤アラート通知を抑制するために
Site24x7は誤ったアラートをゼロにするために、本当に重要なアラートのみを受け取れるように様々な対策を行っています。例えば、"しきい値と可用性"プロファイルは、アラートエンジンが監視対象のクリティカルやダウンに変化した場合の判定に役立ちます。またダウンルールの設定によって誤アラートを削減することもできます。

Site24x7は、"誤報プロテクター"の適用により誤ったアラート発生の抑制に努めています。
その他、誤アラート抑制機能は次のとおりです。
・他のロケーションからの再チェック
他のロケーションの監視でダウンが確認された場合のみアラートします。あるロケーションでWebサイトのダウンが検知された際に、その他の監視ロケーションから再チェックが行われます。その応答で問題が確認されなかった場合、アラートは送信されません。この再チェックが行われるロケーションは次のとおりです。

・セカンダリーロケーション:セカンダリーロケーションがアカウントで設定されている場合
・ランダムに選択されたロケーション:セカンダリーロケーションが設定されていない場合
・アドバンスしきい値設定(ストラテジー)
しきい値設定の"ストラテジー"機能は、トラブルやクリティカルのアラートをさらに制御して、誤検知を抑制します。属性ごとのしきい値の設定の他に、継続してしきい値の違反があった際のポーリング数や期間、またそのポーリング数と期間の平均値で設定することができます。詳細は
こちらです。
・ブラウザーベースのチェック
上記の再チェックが完了した後、最後にWebブラウザー経由でWebサイトのステータス確認が行われます。Webブラウザーを用いて、監視対象のWebサイトをロードし、その応答によりスクリーンショットを保存します。対象のWebサイトで、ブラウザーベースのチェックが成功した場合、UPが検出されて、アラート通知は行われません。
・ネットワークサニティチェックによるSite24x7ネットワークの正常性の確認
障害の通知の前に、ネットワークサニティチェックによってSite24x7の監視ロケーションネットワークが正常であるかが確認されます。一時的なネットワーク問題などがあった際にはそのアラートが送信されず、その結果、誤アラートが抑制されます。
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