スナップショットが取得されると、仮想ディスクとメモリの状態を把握できます。これら状態はVMのベースファイルとともに、ファイルで分けられて取得されます。多くのファイルが作成されると、これらは容量に影響を与えます。
スナップショットは、次のファイルに保存されます。
vmname-number.vmdk
vmname.Snapshotnumber.vmsn
vmname-number.vmdk:ここでのvmnameは、仮想ディスクの現在の状態と、以前に取得された状態の比較情報のあるスナップショットファイルです。ファイル名の例は次のとおりです。
例:S1vm-000001.vmdk
S1vmはVM名、000001はディレクトリに存在するファイルを基にした6桁の番号です。
※番号は、VMにアタッチされているディスク番号ではありません。
vmname.Snapshotnumber.vmsn:スナップショット取得時のVMメモリ状態です。ファイル名の例は次のとおりです。
例:S1vm.snapshot1.vmsn
S1vmはVM名、snapshot1は1番目のスナップショットであることを表します。
vmsnファイルはスナップショット取得ごとに作成されます。
ファイルの表示方法:
- vSphereクライアントを表示します。
- ストレージビュー配下で、データストアを選択後、閲覧をクリックします。その後、全VMフォルダーが表示されます。
- 表示させたいスナップショットのあるVMに移動します。
上記により、スナップショットファイルを含めたVM内の全ファイルが表示されます。