ポーリング計画の使用ケース

ポーリング計画の使用ケース

しきい値プロファイルのポーリングの計画にある「ポーリング数」などのポーリングによる計画と、「継続時間」などの期間による計画の使い分けについて記載します。


前提として、監視で設定している「チェック間隔」で時間通りにポーリングが行われるわけではございません。
Site24x7側のタスク処理等の負荷状況によって、1から2分設定よりもポーリング実行に遅延が出るケースがあります。

このポーリング実行の遅延により、実際のポーリング回数が想定したチェック間隔の期間より延長してしまうことがございます。
そのため、期間をベースに設定を行うことで、少ないポーリング数とはなりますが、この遅延を払拭することが可能です。


〇設定ケースとその挙動
利用ケースは以下のとおりです。
  1. 監視のチェック間隔:1分
  2. 高度なしきい値設定:ポーリング数=10回
ポーリングに遅延が発生し、2分間隔となっている場合、
20分(2分×10回)後にアラートが発生します。
  1. 監視のチェック間隔:1分
  2. 高度なしきい値設定:継続時間=10分
一方で、「高度なしきい値設定:期間=10分」とすると、ポーリング回数に関わらず、10分後にアラートが発生するため
10分(2分×5回)後にアラートが発生いたします。


使い分けとして、「Site24x7側の状況は加味せず、ポーリング回数(監視回数)を重視」するか、「Site24x7側の状況に合わせて、期間を重視」するか
の違いの基、監視対象に合わせて使い分けください。