根本原因分析(RCA)レポートについて

根本原因分析(RCA)レポートについて

〇概要

根本原因分析(RCA)で、障害原因の特定を行うことができます。
このRCAレポートでは、通常のダウンアラートやメッセージでは表示されない情報が記載されます。
Webサイト、REST API、REST APIトランザクション監視の場合、トラブルアラートが発生した場合にもRCAレポートを表示できます。
SSL/TLS証明書、ドメイン失効、Webサイト改ざん監視を除いたインターネットサービス監視と、サーバー監視に対応しています。

〇記載情報

RCAレポートに記載される情報は次のとおりです。
  1. HTTPリクエストのリクエストヘッダー
  2. DNS分析
  3. 監視対象ページのスクリーンショット(Webサイト、Webページスピード監視のみ対応)
  4. Pingによるサーバー可用性のチェック
  5. TCPトレースルートによるネットワーク接続チェック
  6. ICMPベースのトレースルート(Ping監視のみ対応)
  7. PingとトレースルートによるMTRレポート
  8. HTML応答(コンテンツチェック失敗時のみ対応)
  9. イベントログ、クラッシュレポート、CPU、メモリ、ディスク使用率、プロセスを使用した分析(サーバー監視のみ対応)
RCAレポートは、障害時に監視画面に表示される[RCA]タブから表示できます。

次の画像は、コンテンツチェック失敗時のRCAレポートの例です。


図. コンテンツチェック失敗時のRCAレポート

〇メール通知設定

RCAレポートは画面上での表示だけでなく、メ―ルで通知することができます。この設定は通知プロファイルで行います。
設定方法は次のとおりです。
  1. 通知を行いたい監視画面に移動します。
  2. 監視名(表示名)横のハンバーガーアイコンより、[編集]を選択します。
  3. 通知プロファイル項目の鉛筆アイコン(編集)、または+アイコン(新規作成)をクリックします。
  4. 「監視がダウンのとき根本原因分析レポートをメールで送信する」で、[はい]を選択します。

  5. [保存]をクリックし、通知プロファイル設定画面を閉じます。

上記により、設定した通知プロファイルが関連付いている監視で
障害が発生した際に、アラートとともにRCAレポートが通知されるようになります。


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