オンプレミスポーラーのシステム要件

オンプレミスポーラーのシステム要件

ここではネットワーク監視を目的にSite24x7を導入する場合のオンプレミスポーラーのシステム要件について説明します。
Webトランザクション監視やWebページスピード分析が目的の場合についてはこちらのページをご確認ください。

最小要件

オンプレミスポーラーを機能させるために必要なサーバーおよびPCのシステム要件の最小構成は以下のとおりです。
監視対象にIPリーチャブルな環境であれば仮想マシンでも機能します。
メモリ4 GB
CPUクロック数
2.5 GHz以上
2コア / 4スレッド
ディスク容量60 GB
OSWindowsまたはLinux 64 bit
※ARMベースマシンには対応していません。
Notes
インストール後はroot(Linux)または管理者(Windows)権限でオンプレミスポーラーを起動してください。
Site24x7サーバーと通信するために、インストールマシンでドメインとポートの許可設定が必要です。

サーバーサイジングの目安

監視対象数ごとのサーバーサイジングの目安です。
この情報は保証するものではないため、購入前に評価期間にて導入予定の環境で検証することをおすすめします。


監視対象数
メモリ
CPUクロック数
ディスク容量
50デバイス
200 IF
4 GB
2コア / 4スレッド
60 GB以上
100デバイス
400 IF
8 GB
2コア / 4スレッド
60 GB以上
500デバイス
2000 IF
10 NetFlow IF
10 NCMデバイス
16 GB4コア / 8スレッド
100 GB以上
1000デバイス
4000 IF
20 NetFlow IF
20 NCMデバイス
16 GB
8コア / 16スレッド
200 GB以上
※IFは、インターフェースです。
※NCMは、ネットワーク機器コンフィグレーション管理の対象です。

その他の条件

Info
ネットワークごとに1つのオンプレミスポーラーを使用してください。
必要なオンプレミスポーラー数は、監視する装置やリソースごとに異なります。こちらのカリキュレーターを使用して、必要なオンプレミスポーラー数をご確認ください。

Site24x7はオンプレミスポーラーからIPリーチャブルな範囲のネットワーク監視を実現します。そのため、ネットワークごとにオンプレミスポーラーが必要です。
また、大規模ネットワークの場合、複数のオンプレミスポーラーが必要になることがあります。その数は監視する装置やリソースの数によって異なります。
こちらのカリキュレーターを使用して必要数をご確認ください。

開放するポート

ネットワーク内のファイアウォールとオンプレミスポーラーをインストールしたマシンのファイアウォールの両方で、次のポートを開放する必要があります。
ポート
プロトコル
説明
インバウンド/アウトバウンド/両方向
使用する監視
161
UDP
SNMPコマンドとメッセージ
両方向
SNMP監視
162
UDP
SNMPトラップレシーバーポート
インバウンド
SNMP監視
8060
TCP
ネットワークモジュールのデータ収集
両方向
SNMP監視
13306
TCP
PostgreSQLデータベースポート
-
SNMP監視
9996
TCP
NetFlowリスナーポート 
インバウンド
NetFlow Analyzer
22
SSH
SSHDポート
オンプレミスポーラーがインストールされている装置へのリモートログインに使用するデフォルトSSHサービス
両方向
Network Configuration Manager (NCM)
23
Telnet
Telnetポート
オンプレミスポーラーがインストールされている装置へのリモートログインに使用するデフォルトTelnetサービス
両方向
NCM
69
TFTP
TFTPポート
両方向
NCM
514
UDP
Syslogレシーバーポート
インバウンド
NCM
135
TCP
WMI
アウトバウンド
WMI監視
1025から5000
TCP
WMI
両方向
Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003
49152から65535
TCP
WMI
両方向
Windows Server 2008以上のバージョン、Windows Vista以上のバージョン

Notes
ポート8060、9996、13306を使用できない場合、8061、9997、13307といった他のポートを使用してください。