オンプレミスポーラーとネットワークモジュールによるディスク肥大化の解決
オンプレミスポーラーのNetworkPlus/binディレクトリ内にあるヒープダンプファイルが肥大化する問題がよく発生します。
HPROFファイルについて
HPROFファイルは、Java仮想マシン(JVM)メモリダンプの保存に使用されます。JVMがアウトオブメモリ(OOM)を実行すると、OOM例外が発生し、.hprofヒープダンプファイルが作成されて、潜在的なメモリ問題の分析が行われます。OOMエラーが発生により、クラッシュすると、ネットワークモジュールは自動で再起動され、NetworkPlus/binフォルダーで、多大な数のHPROFファイルが作成されます。
ヒープダンプ問題の解決
この問題を修正するには、NetworkPlus/binディレクトリの.hprofの全ファイルを削除しなくてはいけません。このファイルを削除しても、現在の設定に支障はなく、問題がありません。
また、ネットワークモジュールでは、適切に動作させるために、機器とインターフェース数に基づいて、
ある程度の空きRAMが必要です。ネットワークモジュールの必要分のRAMがあるか確認してください。必要な最小RAMについては
こちらを参照してください。
ディスク容量問題の修正方法:
- オンプレミスポーラーサービスを停止します。
- プロセスが実行されていないことを確認します。
- オンプレミスポーラーの空きメモリを確認して、上記の最小要件に対応していることを確認します。
- NetworkPlus/binに移動します。
- .hprof拡張子のファイルをすべて削除してください。
- 古いプロセスを終了し、オンプレミスポーラーのマシンで実行されている他のアプリケーションまたはプロセスを停止し、 RAM が増加させます。
- オンプレミスポーラーサービスを起動します。
- ネットワークモジュールが正常に起動したことを確認します。起動しない場合は、デバッグのため、オンプレミスポーラーログとネットワークモジュールログを添付の上、弊社までお問い合わせください。