Site24x7は、ネットワーク装置やインターフェースのICMP/SNMP監視、NetFlow/sFlow分析、NCM(ネットワークコンフィグレーション管理)などを実現するために、ネットワーク監視ライセンスを使用します。
ネットワーク監視ライセンスとは
ネットワーク監視ライセンスは、ネットワークインフラストラクチャーの個々の監視を行うために必要なライセンスです。
このページではライセンスの仕様やよくある質問についてまとめております。
仕様
- ネットワーク装置を監視するには、ネットワーク監視ライセンスを1消費します。
SNMPを通じて、1ライセンスあたり最大25のネットワークインターフェースの可用性とパフォーマンスを監視できます。 - 装置のインターフェースを追加で監視するごとに、ネットワーク監視ライセンスを1消費します。
例えば、装置内の50のネットワークインターフェースを監視する場合、ネットワーク監視ライセンスを2消費します。 - NetFlow Analyzerで1つのインターフェースのトラフィックを監視する場合、ネットワーク監視ライセンスを1消費します。
- NCMで1つの装置のコンフィグレーション変更を監視する場合、ネットワーク監視ライセンスを1消費します。
Enterpriseプランの場合は、これにファームウェアの脆弱性管理とネットワークコンプライアンス機能も含まれます。
追加リソースの監視に必要なネットワーク監視ライセンスの一覧:
監視タイプ | 監視数 | |
ネットワーク装置 | 1デバイス 最大25ネットワークインターフェースまで | 1
|
追加のインターフェース監視 | 25インターフェース | 1 |
NetFlowインターフェース | 1インターフェース | 1 |
NCM | 1デバイス | 1 |
Cisco Meraki | 1デバイス | 1 |
VoIP | 1監視 | 4 |
WAN RTT | 1監視 | 4 |
IPAM:サブネット | 1 最大40の使用IP | 1 |
IPAM:追加の使用IPアドレス | 40IP | 1 |
Cisco ACI | 1デバイス | 2 |
ネットワーク監視ライセンスのメリット
- スケーラビリティ:お客様のネットワークの拡大に合わせて、ライセンスを追加できます。
- 柔軟性:運用に重要な特定の装置/機能に合わせて監視をカスタマイズ可能です。
- コスト効率:監視するコンポーネントに合わせて支払いが可能で、不要な費用を回避できます。
- 包括的な可視性:同じライセンスで、任意のコンポーネントを監視できます。
よくある質問
必要なライセンス数がわかりません。どのように判断すればいいでしょうか?
監視する予定の装置とインターフェースの合計数を計算してください。
例1:
10台の装置と各装置に20個のインターフェースがあり、それを監視する場合は、ネットワーク監視ライセンスは10必要になります。
例2:
10台の装置と各装置に50個のインターフェースがあり、それを監視する場合は、ネットワーク監視ライセンスは20必要になります。
監視可能なコンポーネント数の上限はありますか?
上限はありません。
監視要件の拡大に応じて追加ライセンスをご購入いただければ、拡張が可能です。
ネットワーク監視ライセンスを100購入しました。活用方法を教えてください。
【プラン1】
ネットワーク装置とインターフェースを監視する場合は、以下のような組み合わせが可能です。
- ネットワーク装置(インターフェースが25)が100台
- ネットワーク装置(インターフェースが50)が50台
- ネットワーク装置(インターフェースが125)が20台
- ネットワーク装置(インターフェースが250)が10台
※合計2,500のインターフェースの組み合わせが可能です。ただし、各装置の監視可能インターフェース数は1ライセンスごとに25までです。
ネットワーク装置1台にインターフェースが50ある場合は、2ライセンス必要です。
【プラン2】
NetFlowを監視する場合は、以下のような組み合わせが可能です。
- ネットワーク装置(NetFlow監視したいインターフェースが10)が10台
- ネットワーク装置(NetFlow監視したいインターフェースが20)が5台
- ネットワーク装置(NetFlow監視したいインターフェースが50)が2台
※NetFlow監視したいインターフェースの合計が100となる組み合わせが可能です。
【プラン3】
100デバイスのNCM、もしくは4000 IPアドレス管理が可能です。