APMインサイト Javaエージェントの基本的なトラブルシュートのヒント

APMインサイト Javaエージェントの基本的なトラブルシュートのヒント

エージェントパラメーターを設定後にも、Site24x7にAPMインサイトインスタンスが表示されない場合のトラブルシュートは次のとおりです。

  1. apminsight.confファイルに入力したライセンスキーが正確か確認します。
  2. エージェントディレクトリに読み取り書き込み権限があるかを確認します。ない場合は付与してください。
  3. agent jarとその設定ファイルを他のディレクトリに移動してみてください。アプリケーションサーバーのインストールディレクトリ外にある可能性があります。
  4. サーバーでプロキシ設定が有効となっている場合、apminsight.confファイルにそのプロキシ情報を入力します。
  5. エージェントログ(エージェント設定ファイルのあるディレクトリに保存)で、ネットワーク障害関連の警告がないかを確認します。
  6. ファイアウォールで、Site24x7サーバー(plusinsight.site24x7.com)へのリクエストがブロックされていないかを確認します。ポート80でHTTP、ポート443でHTTPSの通信を行っています。
  7. apminsight.infoファイルの"agent.state"キーを確認します。これが削除されている場合は、apminsight.infoファイルを削除して、サーバーを再起動します。
  8. APMインスタンスで、データが受信されていない場合は、サーバーでトランザクションを実行し、数分後にSite24x7画面を確認します。
  9. アプリケーションサーバーとSite24x7アカウントのタイムゾーンが同じかを確認します。Site24x7のタイムゾーンを変更するには、[管理] → [マイアカウント]に移動してください。
上記によっても、問題が解決しない場合は、サポート窓口までお問い合わせください

    • Related Articles

    • APMインサイトのダウンアラート

      APMインサイトのダウンアラートは、監視しているアプリケーションの全インスタンスがダウンした場合に発生します。
    • APMインサイトの「Un-Instrumented Block of code」とは

      デフォルトで、APMインサイトエージェントには、いくつか実装されていないメソッドも存在しており、そのようなコードが「Un-Instrumented Block of code」に分類されます。 これらコードブロックを監視したい場合は、カスタムインストルメンテーションで実装設定を行う必要があります。 関連ガイド: Javaアプリケーションのカスタムインストルメンテーション .NETアプリケーションのカスタムインストルメンテーション
    • APMインサイトで対応しているデータベース

      現在、APMインサイトで対応しているデータベースは次の各リンクより参照してください。 Java .NET PHP Node.js Python
    • APMインサイト監視でデータが表示されない

      APMインサイト監視でデータが表示されない場合、もっとも多い理由は、アプリケーションサーバーでWebトランザクションが発生していないことです。
    • APMインサイトのライセンス体系について

      APMインサイトには次の2種類のライセンス体系があります。 1. アドバンス監視ライセンス  APMインサイトのインスタンス毎に1アドバンス監視を消費します。 2. APMホストベースライセンス  1ホスト上に複数のインスタンスが動作している場合に適用できます。  このライセンス形態はホスト数に基づいており、各ホスト内で稼働しているインスタンス数では適用されません。 ホストベースライセンスについて: ホスト内で10以上のインスタンスが稼働している場合に推奨します。 ...