オートスケーリング時のAPMインサイトの挙動

オートスケーリング時のAPMインサイトの挙動

アプリケーションがスケールアップした際に、その新しいインスタンスにエージェントが自動で導入されます。
この自動導入は、ライセンスに空きがある場合にのみ行われます。

3 アドバンス監視ライセンスを保有している場合のオートスケーリングのシナリオは次のとおりです。
ケース
アクティブインスタンス
自動でサスペンドされるインスタンス
オートスケーリングの挙動
1.
3 インスタンスすべてアクティブ
なし
ライセンス制限に達しているため、オートスケールアップによる新規インスタンスは監視に追加されません。
2. 
2 インスタンスがアクティブ
スケールダウンした1インスタンスが、
自動でサスペンド
自動サスペンドされた1 インスタンスが再アクティブ化されます。
3. 
1 インスタンスがアクティブ
スケールダウンした1インスタンスが、自動でサスペンド
自動サスペンドされたインスタンスが再アクティブ化されます。
この自動スケーリング後も、さらにもう1インスタンスの自動監視追加に対応できます。

Info
5分以上インスタンスがダウンしている場合、そのインスタンスは自動でサスペンド状態となります。
手動でアプリケーションをサスペンドした場合、オートスケーリングが発生してもサスペンドされたままの状態となります。この監視をアクティブにするには手動でアクティブ化する必要があります。

また、オートスケーリングされたインスタンスの監視名は次のようになります。
Instance_<number>(hostname:port)