比較:Site24x7 - Network Configuration Manager

比較:Site24x7 - Network Configuration Manager

Site24x7では2022年7月に、コンフィグ管理機能をリリースしています。
本ナレッジでは、「Site24x7 コンフィグ管理」と、弊社製品である「Network Configuration Manager(以下、NCM)」の比較をご紹介します。

〇Network Configuration Managerについて

本製品をオンプレミスサーバーにインストールし、コンフィグコレクターとすることで、ネットワーク装置のコンフィグ情報を集約し可視化します。
これにより、コンフィグ変更のリアルタイム検出や変更通知を行い、「誰が、いつ、何を、変更したのか」を把握できます。

〇動作環境要件(Site24x7)

システム要件
1オンプレミスポーラーごとの最大装置数  プロセッサーRAM収集データ用ディスク容量 
1004プロセッサー8 GB100 GB以上
5008プロセッサー16 GB100 GB以上
ポート要件
ポートデフォルトポート番号
TFTPポート69
SSHDポート22
Telnetポート23
Syslogサーバー514
NCMの動作環境要件については、こちらのページをご確認ください。

〇導入手順

各製品サービスの導入方法は次のとおりです。

Site24x7
  1. Site24x7にログインします。
  2. [管理]→[オンプレミスポーラー]→[オンプレミスポーラーの追加]より、オンプレミスポーラーをサーバー(Windows | Linux)にインストールし、コンフィグコレクターとして機能させます。
    (監視対象装置と同一ネットワーク内に存在しており、疎通が取れるサーバーにインストールしてください)
  3. [ネットワーク]→[NCM]→[設定]に移動します。
  4. オンプレミスポーラーを選択し、Network Configuration Managerの[有効にする]をクリック後、[保存]をクリックします。
  5. [ネットワーク]→[NCM]→項目[NCM機器]横の[+]アイコンをクリックし、装置を追加します。

NCM
  1. 監視用サーバー(WindowsまたはLinux)にNCMをインストールします。
  2. ブラウザーからUIにアクセスし、装置を追加します。

〇表示メトリック

Site24x7とNCMで共通して、取得できる情報は次のとおりです。

装置情報

Site24x7


NCM


コンフィグ変更履歴

Site24x7

NCM



両製品サービスともに、各世代を選択すると取得したコンフィグ情報を表示します。
Site24x7

NCM


オペレーション履歴

Site24x7

NCM



〇主な機能

コンフィグ比較

取得したコンフィグをベースラインや特定のコンフィグ世代と比較し、差分を表示します。
ベースライン:コンフィグ世代管理において、ベースとなる世代
特定のコンフィグ世代とベースライン世代との差分を即座に表示することができます。


Site24x7


NCM


アラート

コンフィグバックアップの失敗や、StartupおよびRunningコンフィグの変更を検知し、アラートとして通知することが可能です。
またNCMでは通知に加えて、コンフィグ変更を検知後、直前またはベースラインのコンフィグ世代にロールバックする機能をサポートしています。
アラート通知設定手順
Site24x7:[ネットワーク]→[NCM]→[監視表示名]→[ハンバーガーアイコン]→[編集]クリック後のしきい値と可用性項目
NCMの設定手順は、こちらのページをご確認ください。
サポートしているアクションは次のとおりです。
Site24x7:メール、モバイルプッシュ通知、SMS、音声
NCM:メール、SNMPトラップ、syslog、チケット

レポート

NCMではSite24x7と比べて、よりネットワーク装置やコンフィグ変更に特化したレポートに対応しています。

Site24x7


NCM


〇機能比較表

Site24x7とNCMの機能比較表は次のとおりです。
表内のリンクはNCMのページです。
Site24x7の機能に関する情報は、ユーザーガイドより検索の上、参照してください。

Site24x7NCM
基本項目装置情報
装置システム情報
世代管理
コンフィグアップロード×
インターフェース
ハードウェア詳細
バックアップ概要
オペレーション履歴
コンフィグ自動化装置テンプレート
コンフィグレット
スケジュール×
変更通知
コンフィグアップロードリクエスト×
認証設定

(認証プロファイルのみ対応
除外条件×
ファームウェアの脆弱性管理
コンプライアンス
ダッシュボード概要
パフォーマンス
バックアップ×
EOL×
コンフィグ不一致×
変更×
PCI×
ベースライン対ランニング
コンフリクト
×
カスタムウィジェット
その他機能ネットワークディスカバリー
ユーザー管理
タグ

〇価格例
年間ライセンスで50デバイスを監視する場合、価格例は次のとおりです。
  1. Site24x7:316,000円(50デバイス +  Webサイト監視やサーバー監視などのその他機能)
  2. NCM:230,000円(50デバイス)
上記Site24x7価格例の内訳は次のとおりです。
STARTERプラン(30,000円/年)+NCMオプション(25デバイス×2→286,000/年)

各製品サービスのより詳細な価格については、次のリンクをご確認ください。
  1. Site24x7
  2. NCM

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